2022.10.12
プレスリリース
当社が参加したオミクロンBA.2.75株(通称ケンタウロス)に関する研究論文が科学雑誌「Cell Host & Microbe」に掲載されました。
当社メンバーが共著で参加した新型コロナ研究コンソーシアム【G2P-Japan】(主宰:東京大学医学研究所 佐藤佳教授)は、新型コロナウイルスの懸念される変異株のひとつであるオミクロンBA.2.75株(通称ケンタウロス)のウィルス学的性状を解明し、研究論文が2022年10月9日付け「Cell Host & Microbe」(電子版)に掲載されました。
本研究では、当社の作成するiPS細胞由来呼吸器上皮細胞が、当該変異株群の気道上皮細胞および肺胞上皮細胞における増殖性の評価に有用でした。
詳細は下記をご参照ください。
- 掲載論文について
- 雑誌名:米国科学雑誌「Cell Host & Microbe」10月9日付オンライン版
論文タイトル:
「Virological characteristics of the SARS-CoV-2 Omicron BA.2.75 variant」
https://www.cell.com/cell-host-microbe/fulltext/S1931-3128(22)00516-9?dgcid=raven_jbs_aip_email#relatedArticles
- 新型コロナ研究コンソーシアム【G2P-Japan】
- 研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」
東京大学医科学研究所 システムウイルス学分野の佐藤教授が主宰する研究チーム。
日本国内の複数の若手研究者・研究室が参画し、研究の加速化のために共同で研究を推進している。現在では、イギリスを中心とした諸外国の研究チーム・コンソーシアムとの国際連携も進めている。